那須塩原市の屋根塗装・外壁塗装はプロタイムズ那須塩原店へ！

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

栃木県那須塩原市の塗装会社 プロタイムズ那須塩原店

株式会社とちのき塗装テックの田子です。

屋根塗装を検討している際に、ネットなどで「屋根塗装」について調べる方も多いかと思います。

検索した中で「屋根塗装は意味がない」という情報をみて、「本当に屋根塗装は必要がないのか？」と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に、屋根塗装の必要がない種類の屋根もありますし、劣化症状によっては屋根塗装が必要ない（塗装以外のメンテナンスが必要、または、あまり劣化していない）場合もあります。

今回は、屋根塗装をしても意味がない場合と、屋根塗装が必要な場合について解説していきます！

屋根塗装などの屋根のメンテナンスをご検討の際は、ご参考にしていただけますと幸いです。

 

屋根（瓦）の種類によっては屋根塗装の必要はない

 

屋根塗装が必要ない屋根：粘土瓦（いぶし瓦・ゆう薬瓦）

粘土瓦は他の屋根材と比較すると耐久性が長く、塗膜（塗装した際にできる塗料の膜）で保護をしなくても大丈夫なため、屋根塗装は必要ありません。

瓦以外の防水シートや漆喰箇所のメンテナンスは必要なため、劣化状況の確認をし、メンテナンスを行うことが大切です。

 

屋根塗装が必要な屋根：粘土瓦（いぶし瓦・ゆう薬瓦）以外の屋根

基本的には先ほどご説明した粘土瓦以外の屋根は、屋根塗装によるメンテナンスが必要です。定期的に屋根塗装を行うことで、屋根を長く持たせることが可能です。

【屋根塗装が必要な種類】

・スレート瓦（コロニアル・カラーベスト　他）
・金属屋根（ガルバリウム鋼板　他）
・セメント瓦
・乾式コンクリート瓦

 

ご自宅の屋根の種類が分からない際は、図面などのお住いについての資料を確認してみてください。または、塗装業者などの専門家にみてもらう方法もございます。

 

下記のブログでは屋根の種類についてご説明しております。
コチラもチェックしてみてください！

【那須塩原市】屋根材の種類について（田子）那須塩原市・大田原市・矢板市・那須町近辺の屋根塗装・外壁塗装ならプロタイムズ那須塩原店へ | プロタイムズ那須塩原店 (protimes-nasushiobara.com)

 

劣化状況によっては屋根塗装の必要はない

屋根塗装が必要な種類の屋根であっても、屋根の劣化状況によっては、「もう屋根塗装の必要はない」場合と「まだ屋根塗装の必要はない」場合があります。

 

屋根の劣化が激しい場合　→　もう屋根塗装の必要はない（屋根塗装以外によるメンテナンスが必要）

屋根の劣化が激しい場合は、屋根塗装によるメンテナンスができる時期を過ぎている可能性が大きいです。

【屋根塗装の時期が過ぎている劣化状態の例】

・錆が発生している部分に穴が開いている
・屋根材の下の防水シートが劣化している
・屋根材の下の野地板が腐食している

以上のような状態になっている場合は、屋根塗装を行っても劣化は進行してしまいます。

そのため屋根塗装ではなく、「葺き替え」や「カバー工法（重ね葺き）」などによるメンテナンスが必要です。

 

・葺き替え
古い屋根を撤去し、新しい屋根に吹き替える工事です。屋根材のみでなく、屋根材の下にある防水シートや野地板も新しくすることができます

・カバー工法（重ね葺き）
現在の屋根を残したまま、その上に新しい屋根をかぶせていく工事です。一般的には軽量な金属屋根（ガルバリウム鋼板）を使用してカバーすることが多いです。

カバー工法に関するブログはコチラ
カバー工法の施工事例はコチラ

 

ノンアスベストのスレート（コロニアル）の場合　→　屋根塗装の必要はない（屋根塗装以外によるメンテナンスが必要）

2000年代の前半に製造された、ノンアスベストのスレート（コロニアル）は非常に脆く、人が屋根に上っただけで割れてしまうことが多くあります。屋根材が脆いため、屋根塗装をしても剝がれたり、欠けたりしてしまうことがあります。そのためノンアスベストのスレート瓦の場合も、屋根塗装ではなく葺き替えやカバー工法によるメンテナンスをお勧めします。

ノンアスベストのスレート瓦についてはコチラ

 

築年数が浅い場合　→　まだ屋根塗装の必要はない可能性が高い

築年数が10年未満など、築年数が浅い場合や、メンテナンスをしてから数年以内の場合は、まだ屋根塗装の必要はない可能性が高いです。

しかし、気候や日当たり、幹線道路沿い、沿岸地域といったようなお住いの環境によって屋根の劣化状況が異なるため、築年数が浅くても屋根塗装が必要な場合もあります。

また、今はまだ必要がない場合でも、年数が経つにつれて屋根も劣化していくため、定期的に屋根塗装が必要か確認していただくことをお勧めします。

 

築10年以上でメンテナンスをしたことがない場合　→　屋根塗装が必要可な能性あり

一般的に、築10年前後が屋根塗装のメンテナンス時期とされています。

しかし、10年前後というのはあくまで目安です。屋根材の耐久年数は、製品や種類によって異なります。また、劣化の進行速度もお住いの環境によて異なります。

そのため、10年を過ぎても屋根塗装が必要ないくらいの劣化状態の場合もありますし、10年も経っていないのに屋根塗装などのメンテナンスが必要となる場合もあります。

 

屋根の劣化症状が目立つ場合　→　屋根塗装が必要な可能性が大きい

下記のような症状がお住いの屋根に見られた場合は、屋根塗装が必要な可能性が大きいです。

 

屋根塗装が必要な屋根の劣化症状

色褪せ

屋根の色が褪せてきたと感じたときは、屋根の劣化が始まっているサインです。
屋根材の表面を覆う塗膜が劣化し、防水性といった塗膜の機能が果たされていない可能性があります。
屋根塗装を行うことでキレイな見た目に戻りますし、屋根の防水性が高まります。

 

苔・藻・カビの発生

塗膜の防水機能が低下すると、屋根材が水分を含んで苔や藻・カビが発生します。
屋根材が常に水分を含んでしまうため、放置してしまうと屋根材の劣化を進行させてしまいます。

 

塗膜剥離

塗膜が剥がれると、素地がむき出しになって防水性がない状態となります。素地の部分から水を吸い込み、さらなる劣化につながります。

 

サビの発生

サビは一度発生してしまうと、サビから流れる錆汁によって屋根全体に広がってしまう恐れがあります。サビが発生しやすい金属瓦は厚さが薄いため、サビによって穴が開く可能性もあります。

 

ひび割れ・欠け

屋根に発生したひび割れや欠けの隙間から、雨水が侵入する可能性があります。

 

上記の劣化症状は一例です。劣化症状によっては、屋根塗装だけでなく補修工事も必要な場合もあります。
劣化症状が軽度の場合は、部分補修だけで十分な場合もありますので、プロに確認してもらいましょう。

 

屋根塗装は必要？必要ない？　最終判断はプロにお任せしましょう

屋根は高い所にあるため、ご自分で劣化症状を確認することが難しいです。

屋根の状態確認はプロに任せ、屋根の種類や劣化症状・進行をしっかりと診断していただくことをお勧めします。

弊社でも無料診断を行っていますので、屋根の状態が気になる際はお気軽にお問い合わせください。

 

まとめ

「屋根塗装は必要ない」という情報は一概にあっているとも、間違っているとも言えません。

種類によっては屋根塗装が必要のない場合もありますし、劣化の進行具合によっても変わります。

屋根塗装が必要なのか分からないという際は、プロに屋根を診断していただきましょう。