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外壁塗装の
トラブルが
なくならない理由
株式会社郡山塗装 代表の佐藤隆でございます。
私が東京から故郷の郡山に戻り入社したのは平成2年。母の妹である当時の社長から郡山塗装の後継者として戻ってきてほしいとの要請からでした。思いがけない転機からあっという間に26年、私は塗装業と共に歩んでまいりました。初めは戸惑うことばかり、悔しい思いをすることの連続でしたが、『就いた仕事を好きになる』その思いを胸に、今ではこれ以上の仕事は無いと思っております。
建物は同じ素材こそ使っていても、建てられた年、立地条件・周辺環境、形状、それらの組み合わせは一つ一つ異なり、ほとんど同じものはありません。その異なる建物、特に住宅に関してはお客様の一生に一度のお買いもの、大事な資産です。そんな大事なお住まいを『任せたよ』と自分を信頼して、会社を信頼して預けてくださるのですから、やりがいは計り知れません。もちろん塗装工事は決して安い買い物ではありませんから。
当然その期待には期待値以上のパフォーマンスでお応えするのが私のプライドであり、会社の理念です。ただ塗るだけなら誰でもできます。その誰でもできることのほかにどれだけの付加価値を与えて工事を提供できるかが大事であると私たちは考えます。
例えば、施主様と職人が気持ちよくコミュニケーションがとれること。施主様だけでなく近隣の方々にもご迷惑が掛からないよう配慮すること。わかりやすくお話しすることや、ライフサイクルに合わせたご提案ができること。資産価値を高める提案。アフターフォローやちょっとしたお困りごとにも対応できるなど、ほかにもどんな事ができるか想像するととてもワクワクします。その先にはきっと皆さまの満足、安心、笑顔があるのですから。これは私だけでなく社員や職人も同じ気持ちです。
おかげ様で株式会社郡山塗装は創業91周年を迎えることができました。これも偏に皆様にご支持いただけ続けた賜物と思っております。これからもますます地元の皆様にご支持いただき、安心・安全・満足の塗り替え工事、感動の塗り替え工事をご提供できますよう社員一同努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
外壁塗装で失敗される方が
後を絶ちません!!
3年前に塗り替えたばかりなのに塗装が剥げてきちゃったんだけど、見てくれない?
塗装工事をさせていただく前に、近隣の方へご挨拶に伺った際、このようなご相談を受けることもしばしばです。もちろん、私たちの会社では、そのようなことが無いよう細心の注意を払っております。
しかし、塗装業界に従事する人間として、大変お恥ずかしい話ですが、塗装業界は非常にトラブルが多く、なかなかなくなりません。
では、なぜ外壁塗装のトラブルがなくならないのでしょう?
外壁塗装のトラブルが
なくならない理由塗装業界の問題点
理由1
塗った直後は
手抜き工事か判断できない
外壁塗装のトラブルは、塗ってしばらく経ってから発生します。
塗装の仕上がりだけしか考えず、必要以上に塗料を薄めて塗ったり、3回重ね塗りをするところを2回しか塗らなかったり、作業時間を縮めるために塗料が乾かないうちに次の塗料を塗ったりするなどの不良施工は、時間が経過して初めて劣化症状が発生するからです。
(メーカーが指定したルール(塗料の塗布量や乾燥時間など)を守らないと、きちんと塗装をしたとは言えません。)
しかし、私たちプロの目から見ても、塗った直後には手抜き工事かどうか判断がつかないレベルです。
だからと言って、施工中ずっと職人さんの作業を監視するというのも現実的ではありません。
施工する会社がきちんと管理しているか、また、施工する人の誠実さによって仕上がりが変わってしまうのです。
理由2
無理な値引きによる
施工不良
同じ工事を頼むのであれば、できるだけ安いところに頼みたい。
お客様がそのように考えるのは当然のことですが、安さを求めすぎると工事品質まで悪くなってしまいます。
業者として売上は欲しい。でも、安く受注すると利益が残らない。手抜き工事をしてもすぐには分からない。
だとしたら…。という状況に陥りがちなのです。
理由3
住まいのメンテナンスは塗装だけではない
外壁塗装は、住まいをきれいに長持ちさせるためにするものです。
紫外線や風雨にさらされる住まいは、シーリングと呼ばれる外壁のつなぎ目を埋めるところが劣化したり、外壁そのものがひび割れて雨水が建物の内部に浸入すると、建物が傷んでしまいます。
建物の劣化状況を把握しないまま、見た目の塗装だけしても、後々トラブルの原因となってしまいます。
信頼でき、技術力のある、適正価格の
業者を選ぶことが成功の秘訣です。
当社のこだわり
方針1
近いは安心!地元密着にこだわります!
万が一、トラブルがあったときにすぐ駆けつけることができるか?
会社の売上のことだけを考えると、施工エリアは広げた方がいいのかもしれませんが、お客様に安心して塗装工事をご依頼いただくためには、むやみに施工エリアを広げるべきではないと考えています。
また、従業員が生活するエリアで塗装工事をさせていただくのは、いい意味でプレッシャーもあります。
お客様とどこかで顔を合わせたり、共通の知人がいる可能性も高く、お客様に塗装工事を頼んで良かったと言われる仕事を心がけています。
方針2
外装リフォームのプロ
だからできるご提案
住まいをきれいに長持ちさせるためには、屋根や外壁の塗装をするだけではありません。お住まいの素材や劣化状況などにあった塗装やメンテナンスが欠かせません。
雨漏りが発生していたら、その原因を特定して補修するだけではなく、建物そのものが傷んでいないかを考えて対処を行なうことが必要です。
外壁を塗っておしまい、ではなく、私たちは大切なお住まいを守る会社として、塗装後のアフターサービスや住まい全体のメンテナンスコストが下げられるようなご提案をしています。
方針3
業界の最新知識を
学び続けます
他の業界と同じように、塗装業界においても、技術革新は日々進んでいます。
10年前には考えられなかったような、20年も長持ちするような高耐候性塗料が登場しただけではありません。断熱性や防水性に優れた塗料、汚れがつきにくい塗料など、さまざまな新製品が登場しています。
私たちは、全国組織であるため、最新の技術や知識、失敗事例の共有などの勉強会に定期的に参加し、お客様に最新かつ安心、安全な、塗装サービスをご提供しています。
また、高機能塗料の中には、気温や湿度、塗り方など仕様通りに施工しないと、その機能を発揮しないものも多くあります。実際に施工を担当する、塗装職人に対しても、勉強会を行なうことで、施工技術の向上に取り組んでいます。
方針4
適正価格でのご提供
外壁塗装の場合、価格の安さにこだわりすぎると「安物買いの銭失い」にもなりかねません。私たちは、お客様のために『適正価格』にこだわっています。
塗装工事の場合、価格の内訳は左図のとおりです。
会社を将来的に維持存続したり、お客様へのアフターフォローをしたりするためには、適切に会社の利益を確保する必要があります。
また、外壁塗装は、職人さんが手作業で行なうものなので、手抜き工事をせず、工事品質を保つためには、適切な人件費は必要です。
しかし、原価となる部分は、できるだけ安く仕入れるべきだと考えています。共同で商品を仕入れるようにしたり、業者さんと定期的に価格交渉を行なったりして、企業努力を続けています。