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那須塩原市でALC外壁の塗装工事を実施|ALCの特徴と塗装のポイントも解説!
2025年11月03日(月)
1. はじめに
ALC外壁は軽量で断熱性に優れた素材ですが、吸水性が高く、塗装による防水保護が欠かせません。今回は那須塩原市で行ったALC外壁の塗装工事をご紹介しながら、ALCの特徴や塗装時の注意点についても解説します。
2. 施工前の状況
・築40年の住宅で、外壁全体にチョーキング(白い粉)が発生。

・目地のシーリングも劣化しており、防水性の低下が見られました。

・お客様からは「外壁の色あせとひび割れが気になる」とのご相談。
3. 施工工程
① 高圧洗浄
旧塗膜や汚れをしっかり落とし、密着性を高めます。ALCは多孔質なので、洗浄後はしっかり乾燥させることが大切です。

② 下地補修・シーリング増し打ち
目地やひび割れをシーリングで補修。ALCは目地が多いので、ここを丁寧に施工しないと後の雨漏りにつながります。
※増し打ちとは、既存のシーリングを撤去せずに上から重ねて充填する事です。ALCでは増し打ちを基本とします。
 
③ 下塗り(フィラー)
クラック(ひび割れ)が多く見られたこともあり、今回の下塗り材はALC専用の微弾性下地調整材を使用しました。これにより、密着性を向上させつつ、割れが発生しにくい様に仕上げました。


④ 中塗り・上塗り
上塗りにはシリコン樹脂塗料を採用。耐候性・防汚性に優れ、長期間美観を保ちます。
 
⑤ 仕上がり
落ち着いたチャコール色で統一し、新築時のような仕上がりに。お客様にも「COOLなお家になった」と喜んでいただけました。

4. ALC外壁塗装のポイント
①防水性の確保が最重要
 → シーリングや下塗り材の選定がポイント。
②乾燥時間をしっかり取る
 → 吸水しやすいため、洗浄後や下塗り後の乾燥が不十分だと塗膜剥離の原因に。
③塗料は弾性タイプがおすすめ
 → 微細なひび割れにも追従し、雨水の侵入を防ぎます。
5. まとめ
ALC外壁は見た目が美しく耐火性にも優れていますが、防水メンテナンスを怠ると劣化が早まります。
塗り替えの目安は約10〜12年。チョーキングや目地の割れを見つけたら、早めのご相談をおすすめします。
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ブログ執筆者

株式会社とちのき塗装テック 店長
長谷川 崇
一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、外装劣化診断士、カラーコーディネーター スタンダード
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